生活習慣病について学ぼう

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生活習慣病の定義

厚生労働省による生活習慣病の定義は「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」とされています。
生活習慣病は以前は成人病と呼ばれており、具体的には、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満など、中年以降に発症するものが主です。

成人病という名称では、成人以降に発症するものという誤解があることが懸念されたため、近年では生活習慣病という名称で統一されており、小児や若年者での発症も見受けられてきています。生活習慣病という名称からもわかるとおり、これらの病気には生活習慣が大きく起因するのです。規律正しい食生活を心がけること、適度な運動と休養をすること、過度な喫煙や飲酒は慎むことなどがその発症と進行の抑制に大きく関わるのです。

生活習慣病の中でも、特に注意を要するのが「死の四重奏」とよばれる、高血圧・脂質異常・糖尿病・肥満です。これらは単独でも危険なのですが、合併して起こるとさらに危険です。肥満を除く3種は、特に自覚症状がないまま進行し、気づく頃には手遅れということも少なくありません。生活習慣病にかかると動脈硬化が引き起こされ、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞で倒れ、元には戻れないということも往々としてあるのです。
生活習慣病の括りの中には、自覚症状がないまま進行する種が圧倒的に多いのです。そのため、普段からの食や運動、ストレスなど、つまり生活習慣を整えておく必要があるのです。

また、生活習慣病の発症には遺伝子が大きく関わることもわかってきています。そこで、最近では医学の発展に伴い、遺伝子レベルでの生活習慣病の発症リスクを、家庭で手軽に診断できるキットが販売されています。こうしたキットを用いて、生活習慣病のリスクを家族で分かち合うことも、予防のひとつといえるかもしれません。